“堰堤”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えんてい66.7%
ダム25.0%
つつみ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水電の堰堤えんていが破れても同様な犠牲を生じるばかりか、都市は暗やみになり肝心な動力網の源が一度にれてしまうことになる。
天災と国防 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
遠大な目的で、白海から黒海を繋ぐ水路としてドニエプル河に発電所と堰堤ダム工事を起した。堰堤ダムは総延長七六六・七五メートルになるであろう。
モスクワ印象記 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
瓜畠の甜瓜の数は一つのこらず憶えてゐる。うちの堰堤つつみの上をとほる荷馬車からは五カペイカづつの通行税を取る。木登りをして梨を揺り落す。