“堰口”の読み方と例文
読み方割合
せきぐち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
地上を曳船ひきふねして来て、すなわち予定どおりこれを足守川の堰口せきぐちへ石とともに沈めることができた。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
来路を下り堰口せきぐちたきいたり見れば、これもいつかセメントにて築き改められしが上に鉄の釣橋をかけ渡したり。駒留橋こまとめばしのあたりは電車製造場となり上水の流は化して溝※こうとくとなれり。
礫川徜徉記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)