トップ
>
『礫川徜徉記』
ふりがな文庫
『
礫川徜徉記
(
れきせんしょうようき
)
』
何事にも倦果てたりしわが身の、なほ折節にいささかの興を催すことあるは、町中の寺を過る折からふと思出でて、その庭に入り、古墳の苔を掃つて、見ざりし世の人を憶ふ時なり。 見ざりし世の人をその墳墓に訪ふは、生ける人をその家に訪ふとは異りて、寒暄の …
著者
永井荷風
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約16分(500文字/分)
朗読目安時間
約26分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
傾
(
つく
)
復
(
ふたたび
)
称
(
となう
)
肯
(
あえ
)
眩
(
げん
)
交
(
まじわり
)
強
(
しい
)
并
(
あわせ
)
捺
(
なつ
)
須
(
もちい
)
陳
(
のぶ
)
方
(
まさ
)
生
(
しょう
)
平生
(
へいせい
)
癒
(
いゆ
)
粧
(
よそ
)
稚
(
いとけな
)
与
(
とも
)
舂
(
うすつ
)
間
(
かん
)
即
(
すなわち
)
又
(
ゆう
)
居
(
きょ
)
上
(
うえ
)
接
(
せっ
)
甲子
(
かっし
)
晷
(
ひあし
)
盲目
(
めしい
)
因
(
ちなみ
)
輙
(
すなわち
)
報
(
むくい
)
挂
(
かけ
)
戯
(
たわむれ
)
顧
(
かえりみ
)
願
(
がん
)
亨
(
とおる
)
聊
(
いささか
)
応
(
まさ
)
兀然
(
ごつぜん
)
環
(
めぐ
)
間人
(
かんじん
)
刺
(
し
)
剥
(
はが
)
受
(
うく
)
平
(
たい
)
唯
(
た
)
少
(
わか
)
寡
(
か
)
域
(
さかい
)
夕陽
(
せきよう
)
訂
(
むす
)
挑
(
かか
)
掃
(
はら
)
摩
(
ま
)
聾
(
ろう
)
撲
(
う
)
能
(
あた
)
忽
(
たちまち
)
御溝
(
おほり
)
昏
(
くら
)
窃
(
ひそか
)
蘿
(
つた
)
虞
(
おそれ
)
蚤
(
はや
)
是
(
こ
)
衡門
(
こうもん
)
巴里
(
パリー
)
尽
(
ことごと
)
対
(
たい
)
宴
(
えん
)
室
(
しつ
)
訂
(
てい
)
訪
(
と
)
誦
(
よ
)
此方
(
こなた
)
開
(
ひら
)
消
(
け
)
釣魚
(
ちょうぎょ
)
北山
(
ほくざん
)
何
(
なん
)
泥濘
(
でいねい
)
事業
(
じぎょう
)
倦果
(
あきは
)
配
(
はい
)
頒
(
わか
)
兼
(
か
)
傍
(
かたわら
)
僕
(
しもべ
)
石磴
(
せきとう
)
独
(
ひとり
)
譏
(
そしり
)
杞人
(
きじん
)
赤城
(
せきじょう
)
神武
(
しんぶ
)
礫川
(
こいしかわ
)
責
(
せめ
)
終
(
つい
)
猨臂
(
えんぴ
)
狎妓
(
こうぎ
)
状
(
さま
)