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域
ふりがな文庫
“域”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いき
81.3%
くに
6.3%
さかい
6.3%
さかひ
6.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いき
(逆引き)
だから津田は手もなくこの叔父に育て上げられたようなものであった。したがって二人の関係は普通の叔父
甥
(
おい
)
の
域
(
いき
)
を通り越していた。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
域(いき)の例文をもっと
(13作品)
見る
くに
(逆引き)
御釜の音なかりしは、
祝部等
(
はふりたち
)
が身の清からぬにぞあらめ。既に
聘礼
(
しるし
)
を納めしうへ、かの
四三
赤縄
(
せきじよう
)
に
繋
(
つな
)
ぎては、
仇
(
あた
)
ある家、
異
(
こと
)
なる
域
(
くに
)
なりとも
易
(
か
)
ふべからずと聞くものを。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
域(くに)の例文をもっと
(1作品)
見る
さかい
(逆引き)
人家の犬
籬笆
(
りは
)
の間より人の来るを見て吠ゆ。宛然
田家
(
でんか
)
の光景なり。細径に従つて盤回すればおのづから金剛寺の
域
(
さかい
)
に出づ。
礫川徜徉記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
域(さかい)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
さかひ
(逆引き)
その無心の
域
(
さかひ
)
に入れりとすべきは、生涯の
中
(
うち
)
に幾日もあらず。誰か
能
(
よ
)
く快楽と苦痛の
覊束
(
きそく
)
を脱離し得たるものぞ。誰か能く浄不浄の苦闘を
竟極
(
きやうきよく
)
し得たるものぞ。
心機妙変を論ず
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
域(さかひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“域”の意味
《名詞》
(いき)ある特定の範囲・境地・程度。
(出典:Wiktionary)
域
常用漢字
小6
部首:⼟
11画
“域”の類義語
位
地方
級
程度
一廓
範囲
一郭
一帯
次元
地区
“域”を含む語句
領域
流域
塋域
西域
区域
區域
地域
大唐西域記
畛域
異域
寺域
日域
疆域
霊域
識域下
鹿域
西域夷蛮地帯
耆域
禹域
瑩域
...
“域”のふりがなが多い著者
今村明恒
徳冨蘆花
南部修太郎
吉川英治
林不忘
夏目漱石
北村透谷
谷崎潤一郎
永井荷風