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『心機妙変を論ず』
ふりがな文庫
『
心機妙変を論ず
(
しんきみょうへんをろんず
)
』
哲学必ずしも人生の秘奥を貫徹せず、何ぞ況んや善悪正邪の俗論をや。秘奥の潜むところ、幽邃なる道眼の観識を待ちて無言の冥契を以て、或は看破し得るところもあるべし、然れども我は信ぜず、何者と雖この「秘奥」の淵に臨みて其至奥に沈める宝珠を探り得んと …
著者
北村透谷
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「女學雜誌 三二八號」女學雜誌社、1892(明治25)年9月24日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約18分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
杖
(
つゑつ
)
能
(
あたは
)
有
(
たも
)
訪
(
とぶ
)
回
(
か
)
凡
(
すべて
)
過
(
すぐ
)
先
(
さきだ
)
庶幾
(
しよき
)
出
(
いづ
)
幾
(
ちか
)
佇立
(
ちよりつ
)
再
(
ま
)
出
(
いだ
)
単
(
た
)
女人
(
をんな
)
得
(
うる
)
眼前
(
めのまへ
)
首肯
(
しゆこう
)
出
(
いで
)
域
(
さかひ
)
婦
(
ふ
)
終
(
つひ
)
起
(
おき
)
依怙
(
いこ
)
向前
(
かうぜん
)
巴
(
ともゑ
)
抑
(
そも
)
推
(
すゐ
)
斯
(
かく
)
暁
(
さと
)
況
(
いは
)
為難
(
なしがた
)
経
(
ふ
)
自
(
みづか
)
起
(
おこ
)
躊躇
(
ちうちよ
)
遂
(
つひ
)
雖
(
いへども
)
仆
(
たふ
)
今年
(
こんねん
)
但
(
たゞ
)
凡
(
すべ
)
刮目
(
くわつもく
)
卑
(
ひく
)
噫
(
あゝ
)
回向
(
ゑかう
)
如
(
し
)
如何
(
いかん
)
実
(
じつ
)
常磐
(
ときは
)
幽邃
(
いうすゐ
)
後
(
のち
)
所以
(
ゆゑん
)
所謂
(
いはゆる
)
断截
(
だんせつ
)
施為
(
せゐ
)
朝
(
あした
)
棘然
(
きよくぜん
)
然
(
さ
)
生悟
(
なまざと
)
発機
(
はつき
)
真
(
まこと
)
筐中
(
きやうちゆう
)
聚
(
あつま
)
苟
(
いやし
)
茲
(
こゝ
)
蔵
(
かく
)
豁然
(
くわつぜん
)
過
(
あやま
)
遺
(
わす
)
鉄欄
(
てつらん
)
難
(
かた
)
万籟
(
ばんらい
)
中
(
うち
)
九竅
(
きうけう
)
亢立
(
かうりつ
)
他
(
ほか
)
倚
(
よ
)
傲漢
(
がうかん
)
凝
(
こ
)
凡
(
およ
)
喪
(
うしな
)
奈何
(
いかん
)
如何
(
いか
)
希
(
ねが
)
彼
(
か
)
彼時
(
かのとき
)
悖虐
(
はいぎやく
)
懺悔
(
ざんげ
)
文覚
(
もんがく
)
施
(
ほどこ
)
晨
(
あした
)
曩
(
さき
)
渠
(
かれ
)
然
(
しか
)
眠熟
(
みんじゆく
)
磊落
(
らいらく
)
竟極
(
きやうきよく
)
索
(
もと
)