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向前
ふりがな文庫
“向前”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
むこう
33.3%
むこうがわ
16.7%
かうぜん
16.7%
こうぜん
16.7%
むかうまへ
16.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むこう
(逆引き)
土地の大地主で、
数多
(
たくさん
)
の借家を持ち、それで、
住宅
(
すまい
)
の
向前
(
むこう
)
に酒や醤油の店を持っている広栄の家は、
鮫洲
(
さめず
)
の
大尽
(
だいじん
)
として通っていた。
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
向前(むこう)の例文をもっと
(2作品)
見る
むこうがわ
(逆引き)
お杉は
己
(
じぶん
)
の
盃
(
さかずき
)
へ酒を
注
(
つ
)
ぎながら、汚い
食卓
(
ちゃぶだい
)
の
向前
(
むこうがわ
)
にいる長吉の方を見た。眼の不自由な長吉は、空になった盃を前へ出していた。
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
向前(むこうがわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
かうぜん
(逆引き)
この数秒時間の後に、他の極致は歩を進めて彼の
中
(
うち
)
に入る、しばらく混乱したる後に彼は新生の極致を得て、全く
向前
(
かうぜん
)
の生命と異なるものとなるなり。
心機妙変を論ず
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
向前(かうぜん)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
こうぜん
(逆引き)
元寇
(
げんこう
)
の役があった、そのとき執権時宗は、
某
(
なにがし
)
とかいう禅僧のところへいって、大事到来せり、いかんか
向前
(
こうぜん
)
せんと訊いた、禅僧某はかねて時宗の師家だったが、問いに対して、迷惑すべからず
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
向前(こうぜん)の例文をもっと
(1作品)
見る
むかうまへ
(逆引き)
嘸
(
さぞ
)
御難儀
(
ごなんぎ
)
ならん
向前
(
むかうまへ
)
と
云
(
いひ
)
類商賣
(
るゐしやうばい
)
の事なれば此度に限らず御都合次第何時にても御遠慮なく仰越れよと
快
(
こゝろ
)
よく
貸
(
かし
)
ければ三郎兵衞大いに
悦
(
よろこ
)
び
書付
(
かきつけ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
向前(むかうまへ)の例文をもっと
(1作品)
見る
向
常用漢字
小3
部首:⼝
6画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
“向”で始まる語句
向
向日葵
向島
向側
向後
向背
向脛
向直
向合
向柳原
検索の候補
前向
前方向
羽前向町
“向前”のふりがなが多い著者
作者不詳
北村透谷
田中貢太郎
山本周五郎