“向柳原”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むこうやなぎわら88.0%
むかうやなぎはら8.0%
むこうやなぎはら4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金田氏はもと刀剣の鞘師さやしでありましたが、後牙彫商になって浅草向柳原むこうやなぎわらに店を持っている貿易商人で、おもに上等品を取り扱っているので
向柳原むかうやなぎはらの伯母さんの家にとぐろを卷いて居るガラツ八の八五郎のところへ、思はぬ人間が飛込んで來ました。
五百が山内家をことわって、次に目見めみえに往ったのが、向柳原むこうやなぎはらの藤堂家の上屋敷であった。例の考試は首尾好く済んだ。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)