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むかうやなぎはら
ふりがな文庫
“むかうやなぎはら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
向柳原
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
向柳原
(逆引き)
向柳原
(
むかうやなぎはら
)
の伯母さんの家にとぐろを卷いて居るガラツ八の八五郎のところへ、思はぬ人間が飛込んで來ました。
銭形平次捕物控:149 遺言状
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
狩谷氏では隠居棭斎が五十四歳、戸主
懐之
(
くわいし
)
が二十五歳であつた。多紀氏では矢の倉の
茝庭
(
さいてい
)
が三十四歳、
向柳原
(
むかうやなぎはら
)
の宗家は前年
柳沜
(
りうはん
)
が歿して、
暁湖
(
げうこ
)
の世になつてゐた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
此年の武鑑を検するに、
向柳原
(
むかうやなぎはら
)
の多紀宗家は「多紀安常、父安良、御医師方子息」と記してある。
安良
(
あんりやう
)
は
暁湖元昕
(
げうこげんきん
)
、其子安常は
棠辺元佶
(
たうへんげんきつ
)
である。元佶は実は暁湖の季弟である。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
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