“目見”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まみ36.0%
めみ32.0%
めみえ32.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まつたそが中の御厨子みづしの本尊、妖娟たをやかなる天女の姿、匂ひやかなる雪の肌、たば消ちなむ目見まみの霞……造りも造りたる偽の御堂よな。
南蛮寺門前 (新字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
やがて拍子木ひょうしぎって、まくがりますと、文福ぶんぶくちゃがまが、のこのこ楽屋がくやから出てて、お目見めみえのごあいさつをしました。
文福茶がま (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
目見めみえ以上、五百石以下の未決囚は揚座敷へ。お目見以下、御家人、僧侶、山伏やまぶし、医者、浪人者は、ひと格さがった揚屋へ入れられる。
顎十郎捕物帳:08 氷献上 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)