“向後”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
こうご66.0%
かうご12.8%
きょうこう10.6%
きょうご6.4%
きやうこう2.1%
これから2.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“向後”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 工芸 > 金工芸50.0%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸17.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
向後こうごもし主人が気狂きちがいについて考える事があるとすれば、もう一ぺん出直して頭から考え始めなければならぬ。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「いのちだけは助けてやる。しかし向後こうごのこともあるから、その縄目は、ひとりでに解ける時までそうしておく」
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かたじけない。忝ない。今まではつれないと思つてゐたが、もう向後かうごは御仏よりも、お前に身命を捧げるつもりだ。」
好色 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
万邦ばんはう環視くわんしの中に一大急飛躍を演じたる吾国は、向後かうご如何なる態度を以てか彼等の注目を迎へむとする。
渋民村より (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
子供に着物の一枚いちめえも着せてえと思って、ツイ追目おいめに掛ったんだが、向後きょうこうもうふッつり賭博ばくちはしねえで、仕事を精出すから
文七元結 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
うしてくれゝば己へのい意見だから、向後きょうこうふっつりもう賭博ばくちのばの字も断って、元々通り仕事を稼いで、じきに汝の身受をに来るから
文七元結 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
主「ごまかして時々出掛けるね、併し今夜は小言を云いません、夜更よふけの事だから、向後きょうごたしなみませんといけませんよ」
文七元結 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
引被ひっかぶって達引たてひきでも、もしした日には、荒いことに身顫みぶるいをする姐さんに申訳のない仕誼しぎだと、向後きょうご謹みます、相替らず酔ったための怪我にして、ひたすら恐入るばかり。
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ハッと気が付いて、「しまつた。向後きやうこう気をつけます、御免なさいまし」と叩頭したが、それから「片鐙の金八」といふ渾名を付けられたといふことである。
骨董 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
向後これからもつと、もつともつと憥くして上げるのです。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)