向後これから)” の例文
無禮講ぶれいかうまをことで、從前じうぜんにも向後これからも、ほかなりませんのおやしきけつして、やうなことはござりますまいが、羽目はめをはづしてひますると、間違まちがひおこりやすいものでござります。
片しぐれ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
向後これからもつと、もつともつと憥くして上げるのです。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)