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きやうこう
ふりがな文庫
“きやうこう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
向後
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
向後
(逆引き)
ハッと気が付いて、「しまつた。
向後
(
きやうこう
)
気をつけます、御免なさいまし」と叩頭したが、それから「片鐙の金八」といふ渾名を付けられたといふことである。
骨董
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
何時
(
いつ
)
まで
獨身
(
ひとり
)
で
居
(
ゐ
)
る
心
(
こゝろ
)
が
數
(
かぞ
)
へる
歳
(
とし
)
の
心細
(
こゝろぼそ
)
さ
是
(
これ
)
ほどならばなぜ
昔
(
むかし
)
お
詞
(
ことば
)
そむいて
厭
(
いと
)
ひしか
我
(
わ
)
れと
我
(
わ
)
が
身
(
み
)
知
(
し
)
れませぬ
母
(
はゝ
)
さまなしのお
手
(
て
)
一
(
ひと
)
つに
御苦勞
(
ごくらう
)
たんと
懸
(
か
)
けまして
上
(
うへ
)
の
上
(
うへ
)
にも
又
(
また
)
幾年
(
いくねん
)
お
心
(
こゝろ
)
休
(
やす
)
めぬ
不料簡
(
ふれうけん
)
不孝
(
ふかう
)
のお
詫
(
わび
)
は
向後
(
きやうこう
)
さつぱり
芳
(
よし
)
さまのこと
思
(
おも
)
ひ
切
(
き
)
つて
何方
(
いづかた
)
への
縁組
(
えんぐみ
)
なれ
仰
(
おほ
)
せに
違背
(
ゐはい
)
は
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
きやうこう(向後)の例文をもっと
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