“御苦勞”のいろいろな読み方と例文
新字:御苦労
読み方割合
ごくらう93.8%
ごくろう6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「はゝあ。寒山かんざんてをられますか。それはねがつてもことです。どうぞ御苦勞ごくらうついでくりや御案内ごあんないねがひませう。」
寒山拾得 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
乳母 ほんに、御苦勞ごくらうでござったが、ま、しまはッしゃれ/\。してようもない「こと」になったのぢゃわいの。
昨日きのふ今日けふ時雨しぐれそらに、田町たまちあねよりたのみの長胴着ながどうぎ出來できたれば、暫時すこしはやかさねさせたき親心おやごころ御苦勞ごくろうでも學校がくかうまへの一寸ちよつとつてつてれまいか、さだめてはなつてようほどに
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)