“ごくらう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御苦勞71.4%
御苦労28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「先刻(さつき)大晦日(おほみそか)の夜(よる)の景色(けしき)を見(み)て來(く)るつて出(で)て行(い)つたのよ。隨分(ずゐぶん)御苦勞(ごくらう)さまね。此(この)寒(さむ)いのに」と云(い)ふ御米(およね)の後(あと)に追(つ)いて、清(きよ)は大(おほ)きな聲(こゑ)を出(だ)して笑(わら)つた。やがて
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
『あゝ、御寺内(ごじない)のお客(きやく)さんだつかいな。孫右衞門(まごゑもん)さん、御苦勞(ごくらう)はん。』と、茶店(ちやみせ)の女(をんな)は愛嬌(あいけう)を振(ふ)り撒(ま)いた。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
危(あぶな)いとも思(おも)はずにずつと懸(かゝ)る、少(すこ)しぐら/″\としたが難(なん)なく越(こ)した。向(むか)ふから又(また)坂(さか)ぢや、今度(こんど)は上(のぼ)りさ、御苦労(ごくらう)千万(せんばん)。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
往(いつ)て参(まゐ)りました。主「大(おほ)きに御苦労(ごくらう)だつた、早く牡丹餅(ぼたもち)を食べな。小「へえ、有難(ありがた)う存(ぞん)じます、アヽ此所(こゝ)なら誰(だれ)も知りやアしない桶(をけ)で蓋(ふた)をしてあるから気(き)が附(つ)かない。 ...
日本の小僧 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)