“牡丹餅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぼたもち96.4%
おはぎ1.8%
もだもち1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
祇園ぎおん清水きよみず知恩院ちおんいん金閣寺きんかくじ拝見がいやなら西陣にしじんへ行って、帯か三まいがさねでも見立てるさ。どうだ、あいた口に牡丹餅ぼたもちよりうまい話だろう。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
養老の滝でも何でも、昔から孝行な人物の親は、大概酒を飲みますものです。貴女を(お酌さん。)なぞと云う奴は、親のために焼芋を調え、牡丹餅おはぎを買い……お茶番の孝女だ。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
玉和国の花里てえ素敵もねえ代物しろものよ、夏の牡丹餅もだもちと来ていアがるから小癪こじゃくさわらア、な一晩行って見な、若大将の※待もてかたてえものはねえぜ、ところでよ、此方こっちの阿魔と来たら三日月様かなんかで