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緋牡丹
ふりがな文庫
“緋牡丹”の読み方と例文
読み方
割合
ひぼたん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひぼたん
(逆引き)
真っ白な腕が、
緋牡丹
(
ひぼたん
)
みたいに血しおを噴いている。——その白さと
紅
(
あか
)
さに、小次郎はぶるると自分にまで、痛みと
慄
(
ふる
)
えを感じた。
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
西明寺を志して来る途中、一処、道端の低い
畝
(
あぜ
)
に、
一叢
(
ひとむら
)
の
緋牡丹
(
ひぼたん
)
が、薄曇る日に燃ゆるがごとく、二輪咲いて、枝の
莟
(
つぼみ
)
の、
撓
(
たわわ
)
なのを見た。
灯明之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
大輪の
緋牡丹
(
ひぼたん
)
の崩るゝ如く散り去った彼女に取って、さぞ本望であっただろう。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
緋牡丹(ひぼたん)の例文をもっと
(12作品)
見る
“緋牡丹(ヒボタン)”の解説
ヒボタン(緋牡丹、Gymnocalycium mihanovichii )は、ギムノカリキウム属の緋色のサボテンの一群。園芸品種が多くある。
(出典:Wikipedia)
緋
漢検準1級
部首:⽷
14画
牡
漢検準1級
部首:⽜
7画
丹
常用漢字
中学
部首:⼂
4画
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