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寒牡丹
ふりがな文庫
“寒牡丹”の読み方と例文
読み方
割合
かんぼたん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんぼたん
(逆引き)
と、霜除けをかぶった
寒牡丹
(
かんぼたん
)
のように、ぶるぶると、歯の根を噛んでいるのは、今夜の見張をいいつけられた加山、波越の二同心だった。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
憶起
(
おもひおこ
)
す。……
先生
(
せんせい
)
は、
讀賣新聞
(
よみうりしんぶん
)
に、
寒牡丹
(
かんぼたん
)
を
執筆中
(
しつぴつちう
)
であつた。
横寺町
(
よこでらまち
)
の
梅
(
うめ
)
と
柳
(
やなぎ
)
のお
宅
(
たく
)
から
三町
(
さんちやう
)
ばかり
隔
(
へだ
)
たつたらう。
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
暗い寒い静かな
明方
(
あけがた
)
に、誰れも気づかぬとき、床の間の
寒牡丹
(
かんぼたん
)
が崩れ散ったような彼女の死の瞬間が想像され、死顔を見るに堪えなくなって
暇
(
いとま
)
を告げた。
松井須磨子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
寒牡丹(かんぼたん)の例文をもっと
(10作品)
見る
寒
常用漢字
小3
部首:⼧
12画
牡
漢検準1級
部首:⽜
7画
丹
常用漢字
中学
部首:⼂
4画
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“寒牡丹”のふりがなが多い著者
高浜虚子
三上於菟吉
泉鏡太郎
吉川英治
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泉鏡花