“三町”の読み方と例文
読み方割合
さんちやう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
憶起(おもひおこ)す。……先生(せんせい)は、讀賣新聞(よみうりしんぶん)に、寒牡丹(かんぼたん)を執筆中(しつぴつちう)であつた。横寺町(よこでらまち)の梅(うめ)と柳(やなぎ)のお宅(たく)から三町(さんちやう)ばかり隔(へだ)たつたらう。
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
裏道傳(うらみちづた)ひ二町(にちやう)三町(さんちやう)町名(ちやうめい)は何(なに)と知(し)れねど少(すこ)し引(ひ)き入(い)りし二階建(にかいだて)に掛行燈(かけあんどん)の光(ひか)り朧々(ろう/\)として主(ぬし)はありやなしや入口(いりぐち)に並(なら)べし下駄(げた)二三足(にさんぞく)料理番(れうりばん)が欠伸(あくび)催(もよ)すべき見世(みせ)がゝりの割烹店(かつぽうてん)あり
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
れて憚(はゞか)りさまといひも敢(あへ)ず更(ふ)けぬ内(うち)にお急(いそ)ぎなされなまなかお止(と)め申(まを)さずば是(こ)れ程(ほど)に積(つも)るまいものお氣(き)の毒(どく)のこといたしたりお詫(わび)はいづれと送(おく)り出(だ)す門口(かどぐち)犬(いぬ)の子(こ)の聲(こゑ)恐(おそ)ろしけれど送(おく)りの女中(ぢよちゆう)が骨(ほね)たくましきに心強(こゝろづよ)くて軒下傳(のきしたづた)ひ三町(さんちやう)ばかり御覽(ごらん)なされませあの提灯(ちやうちん)は
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)