“料理番”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りょうりばん33.3%
れうりばん23.8%
コック19.0%
いたまえ9.5%
あのひと4.8%
いたば4.8%
クック4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それをききますと、召使(めしつか)いはすぐさまそのカモの首(くび)ったまをひっつかみ、台所(だいどころ)へもっていって、料理番(りょうりばん)にいいました。
『料理番(れうりばん)に申(まを)しつけて、玄竹(げんちく)に馳走(ちそう)をして取(と)らせい。余(よ)もともに一獻(こん)酌(く)まう。』と、但馬守(たじまのかみ)は、紀(こつな)を立(た)ち去(さ)らせた。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
「遠眼鏡屋」で黒犬を見てから私の例の疑念はすっかり再び呼び覚されていたので、私はその料理番(コック)をよく気をつけて注視していた。
店とのれんをさかいにし、狭い料理場が出来ていたが、そこに数人の料理番(いたまえ)がいてひそひそこんなことを話していた。
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
料理番さんもやっぱり。……そして料理番(あのひと)は、この池のを大事にして、可愛(かわい)がって、そのせいですか、隙(ひま)さえあれば、黙ってああやって庭へ出て、池を覗いていますんです。
眉かくしの霊 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
こんど、お駒さんをここへお招(よ)びして、きょうのうめ合わせに、三人で御馳走(ごちそう)をいただきましょうよ。このごろ、いい料理番(いたば)が来ているのですよ。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
仮死したような大煙突が夜露の汗をかいて、その下で、船のお医者(シップス・ダクタア)——と言うのはつまり料理番(クック)だ——が、愛玩(ペット)のポケット猿に星を見物させていた。