“召使”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めしつかい48.1%
めしつか31.5%
めしつかひ13.0%
バトラー1.9%
しも1.9%
めしつかう1.9%
バレエ1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それはいかにもつらいことです。なにぶん忠義(ちゅうぎ)な召使(めしつかい)でしたから。」こう影はいって、ためいきをつくようなふうをしました。
召使(めしつか)いの女官(じょかん)たちは大(おお)さわぎをして、赤(あか)さんの皇子(おうじ)を抱(だ)いて御産屋(おうぶや)へお連(つ)れしますと、御殿(ごてん)の中は急(きゅう)に金色(こんじき)の光(ひかり)でかっと明(あか)るくなりました。
夢殿 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
たゞ自分(じぶん)が今(いま)坐(すわ)つてゐる疊(たゝみ)の色(いろ)や、天井(てんじやう)の柾目(まさめ)や、床(とこ)の置物(おきもの)や、襖(ふすま)の模樣(もやう)などの中(なか)に、此(この)屏風(びやうぶ)を立(た)てて見(み)て、夫(それ)に、召使(めしつかひ)が二人(ふたり)がゝりで
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
小ぢんまりした宮廷生活を髣髴(ほうふつ)たらしめるものであろうし、また反面には、従えた召使(バトラー)の数に、彼等の病的な恐怖が窺えるのだった。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
毎朝どこかの百姓たちが召使(しも)の台所へ上がり込んで来て膝をつく始末だし、前もって壁を破って一夜のうちに納屋のライ麦を二十俵も引いては行くし
妻 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
一 下部(しもべ)あまた召使(めしつかう)とも万(よろず)の事自から辛労を忍て勤ること女の作法也。舅姑の為に衣を縫ひ食を調へ、夫に仕て衣を畳み席(しきもの)を掃き、子を育て汚(けがれ)を洗ひ、常に家の内に居て猥(みだり)に外へ出(いづ)べからず。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
「自動車の喇叭(ホンク)を聞いて飛び出して来るのは旅館(オテル)の召使(バレエ)だけさ」といっておいて、急にコン吉の方に向き直り