“しも”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:シモ
語句割合
58.7%
30.3%
下流5.1%
1.2%
仕舞0.8%
0.8%
失敗0.4%
下句0.2%
只麼0.2%
召使0.2%
下道0.2%
下邸0.2%
以下0.2%
0.2%
川下0.2%
0.2%
河下0.2%
浸洩0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これだけは蕪村の大手腕もに追随出来なかつたらしい。に挙げるのは几董の編した蕪村句集に載つてゐる春雨の句の全部である。
芭蕉雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
つくこをいでつて日向けてついてた。お勘次一寸なくつたのでしかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
以前此處である、或日午後溪流下流香魚釣つてたとへ。
都の友へ、B生より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
勝手を働く女房が、用事うてを外し、前垂にて手を拭き拭き、得衛の前へとんと坐り
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
新道つづきの一町をへだてた、私の通った小学校のあった町内の入口近かった。一間半ばかりの出窓をもった格子戸づくりの仕舞で、流行ものを教えるには都合のよい見附きだった。
別段悩める容態もなく平日のごとく振舞えば、お浪はれかつ案ずるに、のっそり少しも頓着せず朝食うて立ち上り、いきなり衣物を脱ぎ捨てて股引腹掛け着けにかかるを
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「コラ失敗うた。検事さんから、大きなお眼玉ものやがな。下から突きあげんと、あのままっといたらよかったのになア」
蠅男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
『——何のその。と云うのがきのう宗匠から廻って参りましたが、どうもよい下句が附きませぬ』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『なに……冠句の下句を附けてくれいと。よし』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これが本当の念仏で、念仏もまた「只」の念仏でなければなりません。禅僧のいう「只麼」がまた念仏の本質であるといえましょう。
益子の絵土瓶 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
それを禅の表詮をかりて「只麼の絵」といいたく思います。
益子の絵土瓶 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
毎朝どこかの百姓たちが召使の台所へ上がり込んで来て膝をつく始末だし、前もって壁を破って一夜のうちに納屋のライ麦を二十俵も引いては行くし
(新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
「一たいどうしようとおっしゃるの、パーシャ? こうなることは、もう前にも言ったじゃありませんか。召使の者を御覧になればおわかりのはずですよ。」
(新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
「鈴鹿のほうへは、おれが行ってみる、てめえたちは、下道へ急げ」
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「別に深い意味でございませぬ。あなた様のお体を預かっている松平左京之介様が、京都の所司代にお更役になったので、それにつれて私たちまで、江戸のお下邸からこちらへ移ってまいりました」
鳴門秘帖:06 鳴門の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
御中主の神より以下日子波限建鵜草葺不合よりを上つ卷とし、神倭伊波禮毘古の天皇より以下、品陀の御世より前を中つ卷とし、大雀皇帝より以下
「あら。ももんがあが、おから出ますの」
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
川下の者が、ある朝起きてきて妻に聞いた。
えぞおばけ列伝 (新字新仮名) / 作者不詳(著)
錦繍を垂れ、近侍小姓は綺羅星と居並び、紅白のだんだら幕をめぐらしたおには
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
松公が河下へ投げ込んだんだが、それが、お内儀、不思議なこともあったもんさのう、川を上ってお定婆さんの手に引っかかってたってえから、なんとい執念じゃあごわせんか。
池の水が浸洩るやうですからしながら少し模様を更へて見ませうと植木屋さんは言ふ。頼む。
女性と庭 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
又盗すまれてはと、箪笥にうて錠を卸ろすや、今度は提革包の始末。これは妻の寝静まった後ならではと一先素知らぬ顔で床に入った。
酒中日記 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
いつもは、もののそろひで、おとなしづくりので、年下に、薄手圓髷でじみづくりの下町好みでをさまつてゐるから、姉女房えるほどなのだが
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
人間のぬけ殻をうた棺であることを知り、とてもいやな思いをして、あわてて逃げて帰ったことのあるそのものが、現にまだここに置き放してあるではないか。
大菩薩峠:31 勿来の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)