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容態
ふりがな文庫
“容態”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ようだい
67.5%
ようたい
17.5%
ようす
5.0%
ありさま
2.5%
かたち
2.5%
なりふり
2.5%
やうす
2.5%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ようだい
(逆引き)
私は暗い
観覧席
(
かんらんせき
)
で苦笑いをうかべた。その晩から女房の
容態
(
ようだい
)
が変ってきた。赤ん坊がうまれることは、もはや絶対の運命である。
親馬鹿入堂記
(新字新仮名)
/
尾崎士郎
(著)
容態(ようだい)の例文をもっと
(27作品)
見る
ようたい
(逆引き)
それもその筈です。この物語を聞いた日から三日のちにY——の
容態
(
ようたい
)
は急変して遂に
白玉楼中
(
はくぎょくろうちゅう
)
の人となってしまったのでした。
壊れたバリコン
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
容態(ようたい)の例文をもっと
(7作品)
見る
ようす
(逆引き)
表口に折重なって、福太郎の
容態
(
ようす
)
を心配していた連中も、その声を聞いてホーッと安心の溜息をしたのであったが、その
中
(
うち
)
の二三人が早くもゲラゲラ笑い出しながら
斜坑
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
容態(ようす)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ありさま
(逆引き)
浴後
(
ゆあがり
)
の顔色
冴々
(
さえざえ
)
しく、どこに貧乏の苦があるかという
容態
(
ありさま
)
にて男は帰り来る。
貧乏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
容態(ありさま)の例文をもっと
(1作品)
見る
かたち
(逆引き)
雪之丞の、そうした
容態
(
かたち
)
は、相も変らず、
淑
(
しと
)
やかに、優しかったが、しかし、不思議に、五分の油断も
隙
(
すき
)
もない気合が
漲
(
みなぎ
)
って、どんな太刀をも、寄せつけなかった。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
容態(かたち)の例文をもっと
(1作品)
見る
なりふり
(逆引き)
その
鈍
(
にぶ
)
き
容態
(
なりふり
)
のいづこにか
猾
(
ずる
)
き
眼
(
め
)
を
働
(
はた
)
らかせにやにやと笑ひつつあり。
東京景物詩及其他
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
容態(なりふり)の例文をもっと
(1作品)
見る
やうす
(逆引き)
病人あしらひにされるまでの事はない、手拭だけを絞つて貰へば顔も一人で洗ふたが好い気持ぢや、と
箍
(
たが
)
の緩みし小盥に自ら水を汲み取りて、別段悩める
容態
(
やうす
)
も無く
平日
(
ふだん
)
の如く振舞へば
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
容態(やうす)の例文をもっと
(1作品)
見る
“容態”の意味
《名詞》
容態(ようだい)
病気の様子。病状。
(出典:Wiktionary)
容
常用漢字
小5
部首:⼧
10画
態
常用漢字
小5
部首:⼼
14画
“容態”の類義語
態
容
恰好
形
容子
状
風采
象
様子
調子
“容”で始まる語句
容
容貌
容易
容子
容色
容赦
容姿
容喙
容体
容器
検索の候補
御容態
態媚容冶
艶容媚態
雲容煙態
“容態”のふりがなが多い著者
犬養健
下村湖人
三上於菟吉
若杉鳥子
幸田露伴
ロマン・ロラン
海野十三
尾崎士郎
佐々木邦
吉川英治