“容喙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ようかい94.3%
くちだし3.8%
まぜかえ1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一般国政に容喙ようかいするならば、その過去と現在の生活環境とよりして、決して充分の資格条件を具備するものと云うことは出来ない。
二・二六事件に就て (新字新仮名) / 河合栄治郎(著)
今も申上げようかと思ひあんしたども、お話中に容喙くちだしするのも悪いと思つて、黙つてあんしたが、先刻さつきその、号鐘かねが鳴つて今始業式が始まるといふ時、お出しになりあんしてなす。
足跡 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
塩釜しおがまよりはいい。」とその友は容喙まぜかえせり。
取舵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)