“ようたい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
容態43.8%
要諦25.0%
容体18.8%
妖態6.3%
容躰6.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この物語を聞いた日から三日のちにY——の容態ようたいは急変して遂に白玉楼中はくぎょくろうちゅうの人となってしまったのでした。
壊れたバリコン (新字新仮名) / 海野十三(著)
春子は、ガラスの目盛をすかして見たりしながら、よく次郎に母の容態ようたいをたずねた。
次郎物語:01 第一部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
文化存在の理解の要諦ようたいは、事実としての具体性をそこなうことなくありのままの生ける形態において把握することである。
「いき」の構造 (新字新仮名) / 九鬼周造(著)
それ故に、二元的関係を持続せしむること、すなわち可能性を可能性として擁護することは、媚態の本領であり、したがって「歓楽」の要諦ようたいである。
「いき」の構造 (新字新仮名) / 九鬼周造(著)
と宮内はそこへしゃがみこんで、からだの、容体ようたいをききはじめた。そのようすをみると、かれはしばらく病人となって、この可愛御堂にじこもっていたものとみえる。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「そんなに、容体ようたいがあぶないのかね」
爆薬の花籠 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「白楊の枝の上で体をゆすぶる」セイレネスの妖態ようたいや「サチロス仲間に気に入る」バックス祭尼の狂態、すなわち腰部を左右に振って現実の露骨のうちに演ずる西洋流の媚態は、「いき」とは極めて縁遠い。
「いき」の構造 (新字新仮名) / 九鬼周造(著)
容躰ようたいこと/″\くかはりてなにへどもいや/\とてひとかほをばるをいと
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)