“皇帝”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ツァーリ20.0%
ツァー15.0%
こうてい15.0%
チェーザレ5.0%
ツァール5.0%
おほぎみ5.0%
すめらみこと5.0%
みかど5.0%
カイザル5.0%
サルタン5.0%
シーザー5.0%
ツアル5.0%
ツアール5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あの妖女ウェーヂマの仕業なのさ! ちえつ、ほんとに、このおいらが皇帝ツァーリか、それとも偉え大名ででもあつたら、先づ何を措いても
皇帝ツァー、資本家地主と闘い、それをうち倒し自分らの手でうち立てなければならないものであることを知りはじめた。
ある日のこと、大きなつつみが、皇帝こうていの手もとへ届きました。見ると、つつみの上には、「ナイチンゲール」と書いてあります。
我は皇帝チェーザレなりき、我はジュスティニアーノなり、今わが感ずる第一の愛の聖旨みむねによりてわれ律法おきての中より過剩あまれるもの無益物えきなきものとを除きたり 一〇—一二
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
皇帝ツァールへの忠誠一筋で、うっかり偽電報を信用したばかりに、あたらの初夜を棒に振ってしまいましたよ。」
聖アレキセイ寺院の惨劇 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
藤川宿の町外れにすてたるは是非もなき次第なり嗚呼あゝ勿體もつたいなくも一てん萬乘ばんじよう皇帝おほぎみも世の中下樣しもざま人情にんじやう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かれあめ御中主みなかぬしの神より以下しも日子波限建鵜草葺不合ひこなぎさたけうがやふきあへずみことよりさきを上つ卷とし、神倭伊波禮毘古かむやまといはれびこの天皇より以下、品陀ほむだの御世より前を中つ卷とし、大雀おほさざき皇帝すめらみことより以下
が國の皇帝みかどもすでに蒙塵もうぢんと知らでやもはら獅子眠りゐる
河馬 (旧字旧仮名) / 中島敦(著)
紀元前二〇年ヘロデ大王がテラコニテ州をローマ皇帝カイザルアウグスタスから領地として受け、これに対する感謝のしるしとしてアウグスタス帝を祀る社をこの地に建てました。
十字架につけられし彼を皇帝サルタンとして守っている奥深い皇后サルタナは、あらゆる現世の楽しみから高い壁でへだてられていた。外界に向ける一瞥いちべつも既に不貞となるのであった。
マレンゴーに佩用はいようした剣、すべてそれらの最後の皇帝シーザーたる容姿こそ、万人の想像に上るところのものであって、ある人々からは歓呼せられ
「お父様、露西亜馬車ドロスキイにお乗りになる?」もう一人の娘はいいました。「皇帝ツアルにもお会いになる?」
皇帝ツアールの位から滑り落ちたニコラス二世以上にみじめだと言つていゝ。愛は露西亜帝国よりもずつと大きいからである。