“聖旨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みむね50.0%
せいし50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わが肉體は土にして地にあり、またわれらのかず永遠とこしへ聖旨みむねふにいたるまでは他の肉體と共にかしこにあらむ 一二四—一二六
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
彼女に聖力みちからを注ぎて、なんぢ聖旨みむねを地に成さしめ給へ、篠田はを転じて表のかたに出でぬ
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
そして宇宙人生のすべての出来事はその究竟的原因を聖旨せいしに置くと見るを正しとするものである。しかり万事万物の本源を握る者は神の御手みてである。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
この捷報しょうほうは早くも開封かいほう東京とうけい汴城べんじょうの宮門へ飛脚されたので、天子徽宗きそうは大いによろこばれ、こう総理に聖旨せいしをくだして、御感ぎょかんの状と、黄封こうふうの宮廷酒十瓶とかめとを、征地の慰問に送らせた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)