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聖旨
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せいし
ふりがな文庫
“
聖旨
(
せいし
)” の例文
そして宇宙人生のすべての出来事はその究竟的原因を
聖旨
(
せいし
)
に置くと見るを正しとするものである。しかり万事万物の本源を握る者は神の
御手
(
みて
)
である。
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
この
捷報
(
しょうほう
)
は早くも
開封
(
かいほう
)
東京
(
とうけい
)
の
汴城
(
べんじょう
)
の宮門へ飛脚されたので、天子
徽宗
(
きそう
)
は大いによろこばれ、
高
(
こう
)
総理に
聖旨
(
せいし
)
をくだして、
御感
(
ぎょかん
)
の状と、
黄封
(
こうふう
)
の宮廷酒
十瓶
(
とかめ
)
とを、征地の慰問に送らせた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
聖旨
(
せいし
)
ならば、と云って、もとより諸臣はこれに反対を説えることはできなかった。
道鏡
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
問題が行きつまりしとて自殺を選ぶが如きは聖書の精神に反し、また父の
聖旨
(
せいし
)
に
背
(
そむ
)
く行為である。
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
「この上はやむを得ません。
白波帥
(
はくはすい
)
の一党へ、
聖旨
(
せいし
)
を降して、お招きなさいませ。彼らをもって、郭汜、李傕の徒を追いしりぞけるのが、残されているたった一つの策かと思われます」
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
「そも、何の御用じゃの。
儂
(
み
)
は朝廷の重臣、かつは
聖旨
(
せいし
)
を
帯
(
たい
)
した参詣の途中での」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、高俅はみずから迎え、このたびの大役と
聖旨
(
せいし
)
をつたえ
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“聖旨”の意味
《名詞》
天子の思し召し。
(出典:Wiktionary)
聖
常用漢字
小6
部首:⽿
13画
旨
常用漢字
中学
部首:⽇
6画
“聖”で始まる語句
聖
聖母
聖書
聖人
聖天
聖像
聖護院
聖者
聖武
聖餐