聖旨せいし)” の例文
そして宇宙人生のすべての出来事はその究竟的原因を聖旨せいしに置くと見るを正しとするものである。しかり万事万物の本源を握る者は神の御手みてである。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
この捷報しょうほうは早くも開封かいほう東京とうけい汴城べんじょうの宮門へ飛脚されたので、天子徽宗きそうは大いによろこばれ、こう総理に聖旨せいしをくだして、御感ぎょかんの状と、黄封こうふうの宮廷酒十瓶とかめとを、征地の慰問に送らせた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
聖旨せいしならば、と云って、もとより諸臣はこれに反対を説えることはできなかった。
道鏡 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
問題が行きつまりしとて自殺を選ぶが如きは聖書の精神に反し、また父の聖旨せいしそむく行為である。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
「この上はやむを得ません。白波帥はくはすいの一党へ、聖旨せいしを降して、お招きなさいませ。彼らをもって、郭汜、李傕の徒を追いしりぞけるのが、残されているたった一つの策かと思われます」
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「そも、何の御用じゃの。は朝廷の重臣、かつは聖旨せいしたいした参詣の途中での」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、高俅はみずから迎え、このたびの大役と聖旨せいしをつたえ
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)