“開封”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かいふう60.0%
かいほう20.0%
ひら20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
君(きみ)はあれから奥州(あうしう)の塩竈(しほがま)まで行(い)つたか、相変(あひかは)らず心に懸(か)けられて書面(しよめん)を贈(おく)られて誠に辱(かたじ)けない、丁度(ちやうど)宴会(えんくわい)の折(をり)君(きみ)の書状(しよじやう)が届(とゞ)いたから、披(ひら)く間(ま)遅(おそ)しと開封(かいふう)して読上(よみあ)げた所が、皆(みんな)感服(かんぷく)をしたよ
世辞屋 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
わたくしたちは、もと開封(かいほう)東京(とうけい)の者でございますが、重い税にくるしめられて、商売もなりたたず、この渭州(いしゅう)へ流離(さすろ)うてまいりました。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
返事も滅多に出さなかつたので、近頃妹の音信(たより)もずゐぶん遠退いてゐた。圭一郎は今も衝動的に腫物(はれもの)に觸るやうな氣持に襲はれて開封(ひら)くことを躊躇(ちうちよ)したが、と言つて見ないではすまされない。
業苦 (旧字旧仮名) / 嘉村礒多(著)