“書面”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しよめん54.5%
しょめん18.2%
かきつけ9.1%
これ9.1%
ふみ9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
可愛相かあいさうにねえ貴方あなたその書面しよめんによると亞尼アンニーは、弦月丸げんげつまる沈沒ちんぼついて、私共わたくしどもまぬとあまになつたのですよ。その事柄ことがら一塲いちじやう悲劇トラジデーです。
ロレ はれ、それは物怪もっけ不運ふうんの! 眞實しんじつ重大ぢゅうだい容易ようゐならぬ用向ようむきその書面しょめん、それが等閑なほざりになったうへは、どのやうな一大事だいじ出來でけうもれぬ。
『まあ、御聞きなさい。』と校長は卓子テーブルの上にある書面かきつけひろげて見せ乍ら
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
『ウーム、自害したと書面これにはある』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「江戸への帰途。……紀州沖で……富士山艦で、書面ふみしたため……」
甲州鎮撫隊 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)