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しよめん
ふりがな文庫
“
書面
(
しよめん
)” の例文
可愛相
(
かあいさう
)
にねえ
貴方
(
あなた
)
。
其
(
その
)
書面
(
しよめん
)
によると
亞尼
(
アンニー
)
は、
弦月丸
(
げんげつまる
)
の
沈沒
(
ちんぼつ
)
を
聞
(
き
)
いて、
私共
(
わたくしども
)
に
濟
(
す
)
まぬと
尼
(
あま
)
になつたのですよ。
其
(
その
)
事柄
(
ことがら
)
は
一塲
(
いちじやう
)
の
悲劇
(
トラジデー
)
です。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
乘
(
のせ
)
明日
(
みやうにち
)
巳刻迄
(
よつどきまで
)
に當所の御
代官
(
だいくわん
)
簑
(
みの
)
笠
(
かさ
)
之助殿御
役宅
(
やくたく
)
へ召連て罷り出べしと
急度
(
きつと
)
申渡し村役人共より預り
書面
(
しよめん
)
を
請取
(
うけとり
)
小猿の中田甚太夫は我手の者共を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
仕方
(
しかた
)
がないから、
猶
(
なほ
)
三四
回
(
くわい
)
書面
(
しよめん
)
で
徃復
(
わうふく
)
を
重
(
かさ
)
ねて
見
(
み
)
たが、
結果
(
けつくわ
)
はいつも
同
(
おな
)
じ
事
(
こと
)
で、
版行
(
はんかう
)
で
押
(
お
)
した
樣
(
やう
)
に
何
(
いづ
)
れ
御面會
(
ごめんくわい
)
の
節
(
せつ
)
を
繰
(
く
)
り
返
(
かへ
)
して
來
(
く
)
る
丈
(
だけ
)
であつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
税関附
(
ぜいくわんづき
)
の
官吏
(
くわんり
)
が
来
(
き
)
て、
大蔵省
(
おほくらしやう
)
から
桑港税関長
(
さうかうぜいくわんちやう
)
へ
宛
(
あ
)
てた
書面
(
しよめん
)
の
写
(
うつし
)
を
呉
(
く
)
れる。
見
(
み
)
ると、一
周会員
(
しうくわいいん
)
の
荷物
(
にもつ
)
は
東京駐剳大使
(
とうきやうちうさつたいし
)
の
照会
(
せうくわい
)
があつたので、一々
検査
(
けんさ
)
を
加
(
くは
)
ふるに
及
(
およ
)
ばぬとの
内訓
(
ないくん
)
である。
検疫と荷物検査
(新字旧仮名)
/
杉村楚人冠
(著)
中々
(
なか/\
)
大人
(
たいじん
)
は知らん
処
(
ところ
)
へ
御来臨
(
ごらいりん
)
のない事は
存
(
ぞん
)
じて
居
(
を
)
りましたが、一
度
(
ど
)
にても先生の
御入来
(
おいで
)
がないと
朋友
(
ほういう
)
の
前
(
まへ
)
も
実
(
じつ
)
に
外聞
(
ぐわいぶん
)
悪
(
わる
)
く思ひます所から、
御無礼
(
ごぶれい
)
を
顧
(
かへり
)
みず
再度
(
さいど
)
書面
(
しよめん
)
を
差上
(
さしあ
)
げましたが
にゆう
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
海蛇
(
うみへび
)
に
捕
(
と
)
られたとは、
眞
(
しん
)
に
妙
(
めう
)
な
事
(
こと
)
だと
思
(
おも
)
つて
居
(
を
)
りましたが、それがよく
隱語
(
いんご
)
を
使
(
つか
)
ふ
伊太利人
(
イタリーじん
)
の
僻
(
くせ
)
で、
其
(
その
)
書面
(
しよめん
)
ではじめて
分
(
わか
)
りましたよ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
書面
(
しよめん
)
にし訴へ
出
(
いで
)
町奉行所にては是ぞ大坂に
噂
(
うはさ
)
の有者
併
(
しか
)
し
理不盡
(
りふじん
)
の振舞なりとて早速役人を出張せしめ速かに
召連
(
めしつれ
)
參
(
まゐ
)
るべし仰せ
畏
(
かしこま
)
り候とて
手附
(
てつき
)
の與力兩人を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
君
(
きみ
)
はあれから
奥州
(
あうしう
)
の
塩竈
(
しほがま
)
まで
行
(
い
)
つたか、
相変
(
あひかは
)
らず心に
懸
(
か
)
けられて
書面
(
しよめん
)
を
贈
(
おく
)
られて誠に
辱
(
かたじ
)
けない、
丁度
(
ちやうど
)
宴会
(
えんくわい
)
の
折
(
をり
)
君
(
きみ
)
の
書状
(
しよじやう
)
が
届
(
とゞ
)
いたから、
披
(
ひら
)
く
間
(
ま
)
遅
(
おそ
)
しと
開封
(
かいふう
)
して
読上
(
よみあ
)
げた所が、
皆
(
みんな
)
感服
(
かんぷく
)
をしたよ
世辞屋
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
斯
(
か
)
く
認
(
したゝ
)
め
終
(
をは
)
りし
書面
(
しよめん
)
をば
幾重
(
いくえ
)
にも
疊
(
たゝ
)
み
込
(
こ
)
み、
稻妻
(
いなづま
)
の
首輪
(
くびわ
)
に
堅
(
かた
)
く
結
(
むす
)
び
着
(
つ
)
けた。
犬
(
いぬ
)
は
仰
(
あほ
)
いで
私
(
わたくし
)
の
顏
(
かほ
)
を
眺
(
なが
)
めたので、
私
(
わたくし
)
は
其
(
その
)
眞黒
(
まつくろ
)
なる
毛
(
け
)
をば
撫
(
な
)
でながら、
人間
(
にんげん
)
に
物語
(
ものがた
)
るが
如
(
ごと
)
く
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
振つて何程申掠るとも島が一條に付ては
確
(
たしか
)
なる
證據
(
しようこ
)
あり本月
朔日
(
ついたち
)
千住燒場へ島の
死骸
(
しがい
)
を置捨に致したる事相違是有まじ又た千住光明院淺草了源寺より訴へ出し
書面
(
しよめん
)
もあり右等を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“書面”の意味
《名詞》
書 面 ( しょめん)
文書。手紙。書類。書いたもの。
文書の内容。文面。
(出典:Wiktionary)
書
常用漢字
小2
部首:⽈
10画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
“書”で始まる語句
書
書物
書肆
書籍
書翰
書付
書生
書棚
書割
書斎