“御面會”の読み方と例文
新字:御面会
読み方割合
ごめんくわい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仕方しかたがないから、なほ三四くわい書面しよめん徃復わうふくかさねてたが、結果けつくわはいつもおなことで、版行はんかうしたやういづ御面會ごめんくわいせつかへしてだけであつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
ゆるさて申談ずる樣は天一坊樣此度このたび御城代の御面會ごめんくわいも相濟たれば近々江戸表よりの御下知おげぢ次第江府かうふへ御下り有て將軍へ御對顏ごたいがん相濟あひすまば西の御丸へなほられたまふに相違なし依て兩人より金三百兩づつ御用金ごようきん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
宗助そうすけこの返事へんじたいしてすくなからず不滿ふまんかんじたにはかんじたが、おな書信しよしんなかに、委細ゐさいいづ御面會ごめんくわいせつ云々うん/\とあつたので、すぐにも東京とうきやうきたいやうがして、じつう/\だがと
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)