“御面晤”の読み方と例文
読み方割合
ごめんご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
用談は御面晤ごめんごの節と書いてある。とるものもとりあえず宛名あてなのところへ訪ねて行ったが、手紙の主は他出したまま、まだ帰っていなかった。
鈴木主水 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
しかし今日こんにち無拠処よんどころなき差支さしつかえがあって出られぬ、いずれ永日えいじつ御面晤ごめんごを期すという端書はがきがあったので、やっと安心して、これなら心置きなく首がくくれる嬉しいと思った。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)