“面晤”の読み方と例文
読み方割合
めんご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今の世の中にはあのようなものが芸術家を以て目せられるのも自然の趨勢であると思ったので、面晤めんごする場合には世辞の一ツも言える位にはなっている。
申訳 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
中学生と女学生だから親しい面晤めんごはなかったが、僕は途上でチョッカイをかけたことがある。
合縁奇縁 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
それから依頼の件は、六波羅殿へも運動しかけたが、ちと相国よりご不興をこうむるかどがあって、当分自分の扱いでは見込みもない。いずれ面晤めんごの折にはつぶさに——とある。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)