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『合縁奇縁』
ふりがな文庫
『
合縁奇縁
(
あいえんきえん
)
』
「瑞竜、お前は養子に行く気はないか?相手にもよりけりだろうが、随明寺なら申分あるまい?」 と兄貴がニコ/\して切り出した。さては来たなと僕は思った。随明寺の総領娘錦子さんはナカ/\綺麗な子だった。此方が又、自慢ではないが、秀才の誉れ高かった …
著者
佐々木邦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「キング」大日本雄辯會講談社、1950(昭和25)年2月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約23分(500文字/分)
朗読目安時間
約39分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
生
(
しょう
)
撓
(
たゆ
)
香
(
におい
)
異
(
ことな
)
態
(
ざま
)
因
(
ちな
)
子
(
し
)
些
(
ち
)
先方
(
むこう
)
悪
(
にく
)
悉皆
(
すっかり
)
定
(
きま
)
連理
(
れんり
)
豁然
(
かつぜん
)
錦子
(
きんこ
)
面晤
(
めんご
)
若
(
も
)
食役
(
くうやく
)
空白
(
ブランク
)
空嘯
(
そらうそぶ
)
発起
(
ほっき
)
梃
(
てこ
)
疵物
(
きずもの
)
何
(
ど
)
偶〻
(
たまたま
)
瑞竜
(
ずいりゅう
)
涎
(
よだれ
)
比翼
(
ひよく
)
檀家
(
だんか
)
日増
(
ひまし
)
九族
(
きゅうぞく
)
懇望
(
こんもう
)
悪気
(
わるぎ
)
恋敵
(
こいがたき
)
布施
(
ふせ
)
婉曲
(
えんきょく
)
天
(
てん
)
功徳
(
くどく
)
出家
(
しゅっけ
)