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比翼
ふりがな文庫
“比翼”の読み方と例文
読み方
割合
ひよく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひよく
(逆引き)
その
契
(
ちぎ
)
りは、
比翼
(
ひよく
)
の鳥もおろかと思い、つねに生死と紙一ト重な敵中で、いわば
糟糠
(
そうこう
)
の妻振りを、かたむけつくしていたのである。
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「何しろ手放しだ。錦子さんとの仲は、天にあらば
比翼
(
ひよく
)
の鳥、地にあらば
連理
(
れんり
)
の枝。それは好いが嘘字が沢山書いてあった」
合縁奇縁
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
女の持物には、
悉
(
ことごと
)
く自分の紋と安達の紋とが
比翼
(
ひよく
)
にして附けてある。二三日安達の顔を見ないと
癪
(
しゃく
)
を起す。
ヰタ・セクスアリス
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
比翼(ひよく)の例文をもっと
(12作品)
見る
“比翼”の意味
《名詞》
一目一翼の想像上の鳥である比翼の鳥が二羽一組となって並ぶこと。転じて、夫婦が仲睦まじいことのたとえ。
一枚の衣服の縁を重ね着しているようにつくること。比翼仕立て。
(出典:Wiktionary)
比
常用漢字
小5
部首:⽐
4画
翼
常用漢字
中学
部首:⽻
17画
“比翼”で始まる語句
比翼塚
比翼連理
比翼紋
比翼蓙
比翼絞
検索の候補
比翼塚
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心中比翼塚
“比翼”のふりがなが多い著者
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吉川英治
蒲原有明
佐々木邦
樋口一葉
森鴎外
泉鏡花
芥川竜之介