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『申訳』
ふりがな文庫
『
申訳
(
もうしわけ
)
』
昭和二年の雨ばかり降りつづいている九月の末から十月のはじめにかけて、突然僕の身の上に、種類のちがった難問題が二つ一度に差し迫って来た。 難事の一は改造社という書肆が現代文学全集の第二十二編に僕の旧著若干を採録し、九月の十五六日頃に之を販売し …
著者
永井荷風
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約34分(500文字/分)
朗読目安時間
約56分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
父
(
とッ
)
適
(
タマタマ
)
好
(
ず
)
転
(
うたた
)
母
(
おっか
)
況
(
いわん
)
滑
(
なめらか
)
食
(
くら
)
因
(
ちなみ
)
唯
(
と
)
好
(
す
)
垂
(
なんな
)
少
(
わか
)
老込
(
ふけこ
)
此方
(
こっち
)
殆
(
ほとんど
)
気
(
げ
)
身丈
(
せい
)
憑
(
よ
)
町家
(
ちょうか
)
寧
(
むしろ
)
比
(
ころ
)
姑
(
しばら
)
了
(
おわ
)
里昂
(
リヨン
)
長
(
た
)
傖父
(
そうふ
)
冀
(
ねが
)
力
(
つと
)
頷付
(
うなず
)
吐
(
は
)
夙
(
はや
)
箍
(
たが
)
一語
(
ひとこと
)
鬻
(
ひさ
)
駄々
(
だだ
)
飛白
(
かすり
)
理由
(
わけ
)
甃石
(
しきいし
)
顎
(
あご
)
箆
(
へら
)
自棄
(
やけ
)
舛駁
(
せんばく
)
貪戻
(
どんれい
)
跋扈
(
ばっこ
)
面晤
(
めんご
)
靚粧
(
せいしょう
)
間
(
ま
)
黄泉
(
よみ
)
就中
(
なかんずく
)
亦
(
また
)
估
(
う
)
倚
(
よ
)
刺青
(
ほりもの
)
北狄
(
ほくてき
)
単衣
(
ひとえ
)
啻
(
ただ
)
喟然
(
きぜん
)
嚆矢
(
こうし
)
回
(
めぐ
)
困
(
こま
)
変化
(
へんげ
)
宛然
(
さながら
)
漂母
(
ひょうぼ
)
尻目
(
しりめ
)
屡
(
しばしば
)
工面
(
くめん
)
廃頽
(
はいたい
)
弛
(
ゆる
)
強請
(
ゆすり
)
抔
(
など
)
挫
(
くじ
)
捷径
(
しょうけい
)
斉
(
ひと
)
晦
(
くら
)
朱頓
(
しゅとん
)