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嚆矢
ふりがな文庫
“嚆矢”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こうし
88.9%
はじめ
5.6%
かうし
2.8%
はじめて
2.8%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうし
(逆引き)
吐
(
ぬ
)
かせ。この天城四郎を善人だといった奴は、天下に
汝
(
うぬ
)
をもって
嚆矢
(
こうし
)
とする。第一、俺にとって大なる侮辱だ。おれは悪人だ、大盗だ
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
嚆矢(こうし)の例文をもっと
(32作品)
見る
はじめ
(逆引き)
草木の風に
靡
(
なび
)
く様を戦々兢々と
真面目
(
まじめ
)
に形容したのは是公が
嚆矢
(
はじめ
)
なので、それから当分の間は是公の事を、みんなが戦々兢々と号していた。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
嚆矢(はじめ)の例文をもっと
(2作品)
見る
かうし
(逆引き)
鴎外
(
おうぐわい
)
先生を主筆とせる「しがらみ
草紙
(
さうし
)
」第四十七号に、
謫天情僊
(
たくてんじやうせん
)
の
七言絶句
(
しちごんぜつく
)
、「
読罪与罰上篇
(
つみとばつじやうへんをよむ
)
」数首あり。
泰西
(
たいせい
)
の小説に題するの詩、
嚆矢
(
かうし
)
恐らくはこの数首にあらんか。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
嚆矢(かうし)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
はじめて
(逆引き)
奥の
間
(
ま
)
の最上等の座敷へ案内されて、ここを私の居間と定められたが、こんな立派な広いお座敷に寝るのは実に今夜が
嚆矢
(
はじめて
)
だ、
併
(
しか
)
し
後
(
あと
)
で考えるとこのお座敷が一向に有難くない
画工と幽霊
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
嚆矢(はじめて)の例文をもっと
(1作品)
見る
嚆
漢検1級
部首:⼝
16画
矢
常用漢字
小2
部首:⽮
5画
“嚆”で始まる語句
嚆
“嚆矢”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
黒岩涙香
内村鑑三
橘外男
吉川英治
内田魯庵
正岡容
永井荷風
上田敏
木暮理太郎