“はじめて”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
最初72.2%
11.1%
嚆矢5.6%
5.6%
生面5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そして、ひもじいでせう、きつと。る前に何か御飯を食べさせておやりなさい。ミラアさん。御兩親を離れて、學校へ來たのは、最初はじめてなの、お孃さん?」
宝暦年中平賀鳩渓きうけい(源内)火浣布をはじめてせいし、火浣布考くわくわんふかうあらはし、和漢の古書を引、本朝未曾有みそう奇工きこうほこれり。ぼつしてのち其術そのじゆつつたはらず、好事家かうづか憾事かんじとす。
奥のの最上等の座敷へ案内されて、ここを私の居間と定められたが、こんな立派な広いお座敷に寝るのは実に今夜が嚆矢はじめてだ、しかあとで考えるとこのお座敷が一向に有難くない
画工と幽霊 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
昭帝はじめて二十一篇。宣帝下太常博士時、尚称書難一レ暁、名之曰伝、後更隷写、以伝誦。初孔子孫孔安国、以教魯人扶卿、官至荊州刺史、始曰論語
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
そして、生面はじめての二人をひき合せました。
艶容万年若衆 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)