“鳩渓”のいろいろな読み方と例文
旧字:鳩溪
読み方割合
きゅうけい60.0%
きうけい40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この博物会というのは、本草学者ほんぞうがくしゃ田村藍水たむららんすい鳩渓きゅうけい平賀源内などが、長崎の蘭人らんじんから伝え聞いた方法で、協力して明和以来すでに十何回を重ねている催しだった。
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
当節、江戸市中でその名を知らぬものはない、鳩渓きゅうけい、平賀源内先生。
平賀源内捕物帳:萩寺の女 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
宝暦年中平賀鳩渓きうけい(源内)火浣布をはじめてせいし、火浣布考くわくわんふかうあらはし、和漢の古書を引、本朝未曾有みそう奇工きこうほこれり。ぼつしてのち其術そのじゆつつたはらず、好事家かうづか憾事かんじとす。
宝暦年中平賀鳩渓きうけい(源内)火浣布をはじめてせいし、火浣布考くわくわんふかうあらはし、和漢の古書を引、本朝未曾有みそう奇工きこうほこれり。ぼつしてのち其術そのじゆつつたはらず、好事家かうづか憾事かんじとす。