“鳩合”の読み方と例文
読み方割合
きゅうごう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五反町ごたんまちにある江崎満吉の家では、玉井家を襲撃するために、子分たちを鳩合きゅうごうした。昼間から、準備をして、首途かどでに鏡を抜く四斗樽まで買いこんだ。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
五十三ヵ村を鳩合きゅうごうして、絹糸改役所という、運上取り立ての悪施政所の、撤廃一揆を起こした事があったが、裏面にあって指揮をした者が、この松平冬次郎であった。
十二神貝十郎手柄話 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)