“きゅうごう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:キュウゴウ
語句割合
糾合96.0%
鳩合4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その間部詮勝まなべあきかつ要撃ようげきのため、同志を糾合きゅうごうし、京に入らんとし、その父、叔父、兄に向って訣別の書を作りしは、同十一月六日なり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
糾合きゅうごうしているのかもわからない。あいつは、僕に軽蔑されていることを知っているんだ。復讐心が強いそうだからなあ、犬は
五反町ごたんまちにある江崎満吉の家では、玉井家を襲撃するために、子分たちを鳩合きゅうごうした。昼間から、準備をして、首途かどでに鏡を抜く四斗樽まで買いこんだ。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
五十三ヵ村を鳩合きゅうごうして、絹糸改役所という、運上取り立ての悪施政所の、撤廃一揆を起こした事があったが、裏面にあって指揮をした者が、この松平冬次郎であった。
十二神貝十郎手柄話 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)