“要撃”の読み方と例文
読み方割合
ようげき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その間部詮勝まなべあきかつ要撃ようげきのため、同志を糾合きゅうごうし、京に入らんとし、その父、叔父、兄に向って訣別の書を作りしは、同十一月六日なり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
おれと山嵐は二人の帰路を要撃ようげきしなければならない。しかし二人はいつ出てくるか見当がつかない。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ただ彼は時に死よりも重きものあるを観、これを成さんがために死をも辞せざりしなり。しかれば彼は要撃ようげきの事をも、中頃に至って要諫ようかんとはいいえたり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)