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要心
ふりがな文庫
“要心”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ようじん
69.2%
えうじん
30.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ようじん
(逆引き)
かれは常に心のうちで、そういう
工合
(
ぐあい
)
に修養しようと
要心
(
ようじん
)
しながら、ツイ自分から口をだしては、自分から用を求めてしまった。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さてその人と私らは
別
(
わか
)
れましたけれども、
今度
(
こんど
)
はもう
要心
(
ようじん
)
して、あの十
間
(
けん
)
ばかりの
湾
(
わん
)
の中でしか泳ぎませんでした。
イギリス海岸
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
要心(ようじん)の例文をもっと
(9作品)
見る
えうじん
(逆引き)
牧師が犬に
要心
(
えうじん
)
しなければならないのは、親切な女房がはかせてくれた手編の靴下を咬まれない様にすることである。
茶話:07 大正十四(一九二五)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
要心
(
えうじん
)
を
通越
(
とほりこ
)
した
臆病
(
おくびやう
)
な
処
(
ところ
)
へ、
渇
(
かわ
)
くのは
空腹
(
ひもじい
)
にまさる
切
(
せつ
)
なさで、
一
(
ひと
)
つは
其
(
それ
)
がためにもつい
出億劫
(
でおつくふ
)
がるのが
癖
(
くせ
)
で。
銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
要心(えうじん)の例文をもっと
(4作品)
見る
“要心”の意味
《名詞》
要心(ようじん)
気を付けること。警戒すること。注意すること。
(出典:Wiktionary)
要
常用漢字
小4
部首:⾑
9画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
“要”で始まる語句
要
要塞
要領
要求
要慎
要用
要諦
要人
要訣
要之
検索の候補
無要心
心要放
心的要素
“要心”のふりがなが多い著者
薄田泣菫
鈴木三重吉
吉川英治
泉鏡太郎
夏目漱石
夢野久作
泉鏡花
宮沢賢治
小川未明