“えうじん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
要心80.0%
要慎20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、實際私はこの會見の殆んど當初から要心えうじんしてゐたのだつた。何だか怪しいと疑つてゐたのだ。
険呑けんのんな世の中だ、七人の女に心臓を約束した男よ、汝は何よりも先きに鼠を要心えうじんしなければならぬ。
妾達は要慎えうじんしてゐたんだけれど、いよ/\それも大丈夫と解つたから、もう何も彼も云つてしまふけれど、妾が東京へ行くためにはどうしても流ちやんの力を借りなければならないわけがあるのよ。
女優 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)