“湾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わん76.9%
いりうみ15.4%
ガルフ7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おかには南蛮なんばん屋敷があり、唐人館とうじんかんむねがならび、わんには福州船ふくしゅうぶねやスペイン船などの影がたえない角鹿つるが(いまは敦賀つるがと書く)の町である。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして偶然の導きによつて、ステラが夜の泊りにする慣はしである明石橋を入り込んだささやかないりうみに似た水に、しかもよく隣り合はせて夜をねむる一隻の名もない古びた伝馬てんま船があつた。
水に沈むロメオとユリヤ (新字旧仮名) / 神西清(著)
SO! あらゆる無恥と邪悪ヴァイス騒擾そうじょうガルフ——毎晩徹夜して、「黄色い貨物」のように忠実に僕はその渦紋の軸に立ちつくしたものだ。