“湾口”の読み方と例文
読み方割合
わんこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが、風浪がやまないので、全艦艇は江を下ることわずか数十里の烏林の湾口わんこうに碇泊した。この辺までも陸地は要塞たることもちろんである。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
翌日の朝マルセエユに着いた。砲台のある湾口わんこうの島に並んで有名なシヤトウ・ド・デイツフの牢獄の島が白く曇つて居た。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
シナノ? すると、あの六万何千トンかあったやつかね。太平洋戦争中に竣工しゅんこうして、館山たてやまを出て東京湾口わんこうから外に出たと思ったら、すぐ魚雷ぎょらい攻撃を
海底都市 (新字新仮名) / 海野十三(著)