“いりうみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
入海70.8%
16.7%
8.3%
内海4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
武蔵の入海いりうみや尾勢の海岸に川の土が遠浅を埋め立てたと同時に、駿河などの多くの阿原を村にしたのは、すなわち陸地の上昇、川床の下降であろう。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
あへぎ黄ばみていりうみの中にしたた
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
いりうみに絶えず入りこみ
小曲二十篇 (新字旧仮名) / 漢那浪笛(著)
かぜすこいてりましたが、そらには一てんくももなく、五六もあろうかとおもわるるひろ内海いりうみ彼方かなたには、ふさくにひく山々やまやまのようにぽっかりとうかんでりました。