“うちうみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ウチウミ
語句割合
内海73.3%
内湖13.3%
内湾13.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
美事な日本晴れの朝凪あさなぎで、さしもの玄海灘が内海うちうみ外海そとうみかわからない。絶影島まきのしまを中心に左右へ引きはえる山影、岩角がんかくは宛然たる名画の屏風びょうぶだ。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
私は開け放った窓のなかで半裸体の身体をさらしながら、そうした内湾うちうみのように賑やかな溪の空を眺めている。すると彼らがやって来るのである。彼らのやって来るのは私の部屋の天井からである。
冬の蠅 (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)