“うつみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
内海90.0%
宇津美10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「府中の寺院、町道場など、武芸者の立ち寄りそうな箇所へは、安積あさか様、内海うつみ様などが、手分けして調べて参るといっておりましたが、まだあの六名がたは」
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
捺染物なせんもの綿めんネルやまた家具の如きも、産額は大きなものでありますが商品にとどまるというだけであります。それより黒江くろえ町の漆器や内海うつみ町の番傘の方が記録されてよいでありましょう。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
使を走らかし、尾張の方へ御座せよとたばかり給へば、城を出で、川舟にのりて、知多ちた宇津美うつみにおはせし也。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)