“ないかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
内海50.0%
内潰25.0%
内会25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
内海ないかいの水のかげが あをい
秋の瞳 (新字旧仮名) / 八木重吉(著)
内潰ないかい外逼がいひつ趨勢すうせいは、遂に徳川幕府において、天保の改革を喚起せしめたり。天保の改革は則ち水野忠邦の改革なり。彼は何人なんぴとぞ、彼は何事をせしぞ。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
天下の大勢は、かくの如く外逼がいひつ内潰ないかいに瀕しつつあるに際し、松陰の本藩たる長防二州は、如何の情態なるか。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
これを内会ないかいと云います。宇三郎もその内会に顔を出して、夜なかに家へ帰ってくると、表には変な奴が覗いている。
半七捕物帳:44 むらさき鯉 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)